No. 004

クモの巣静脈瘤と網目状静脈瘤の治療方法

No.004 クモの巣静脈瘤と網目状静脈瘤の治療方法

クモの巣静脈瘤と網目上静脈瘤は消すことができる

基本的にクモの巣状と網目状の静脈瘤は、見た目さえ気にしなければ、治療の必要がない場合がほとんどです。しかし見た目がどうしても気になる場合は、いくつかの方法で血管を消すことができます。
赤いクモの巣状の毛細血管拡張は、Vビームというレーザーで消すことができます。ただし、自費診療で、数回照射が必要となります。Vビームのレーザー光線は、赤い色素にのみ反応する特殊なレーザーなので、赤みの原因となっている余分な毛細血管を消すことができます。そのため、レーザーを照射するだけで“赤ニキビ、赤ほくろ(老人性血管腫)”や“あから顔”などの治療も行うことができます。

注射治療(硬化療法)の施術動画

硬化療法という注射で治療が可能

青い網目状の血管は、注射で消すことができます。硬化療法という方法で、血管内に硬化剤というお薬を入れ、血管を固めて徐々に吸収させる方法です。難点は治癒に時間がかかることと、しみ(色素沈着)が残ることがあることです。しこりは半年程度でなくなり、皮膚は平らになりますが、褐色のしみが半永久的に残る体質の方がおられます。きれいに消失する方もおられるのですが、こればかりは注射してみないとわかりません。
ただ、しみがすでにあるようなしみ体質の方に色濃く出る傾向があります。ですから、硬化療法はあくまで、しみになってもいいからボコボコ血管を消したい方にお勧めです。硬化療法は保険適応で片足に何カ所あっても、5,500円です。

注射後に医療用のストッキングを10日間履いていただきます。このうち直後の3日間は入浴時以外24時間着用となります。注射当日はシャワーになりますが、翌日には入浴できます。運動制限は特にありませんが、注射当日の自動車の運転等は事故防止の観点から控えて頂いております。
なお、しこりが消えるまでの半年間はその部位のマッサージができません。治療後4~8週後に一度受診し、状態を見せて頂きますが、その後の通院は不要です。当院ではどうしても気になるといった方には、複数回お注射をしていますが、保険診療の場合は最終診察日から半年以上経過した後に再度注射が可能になります。針はとても細い針なのでお痛みはほとんどありません。

クモの巣状や網目状の静脈瘤が気になる方はお気軽に受診ください。

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監修医師紹介

百川文健医師
横浜静脈瘤クリニック
百川 文健医師
保有資格
日本外科学会 外科専門医日本脈管学会 脈管専門医 / 下肢静脈瘤 血管内焼灼術指導医
経歴
2006年弘前大学医学部医学科卒業
2007年東京慈恵会医科大学付属病院初期研修
2009年東京慈恵会医科大学柏病院外科勤務
2010年厚木市立病院外科勤務
2011年春日部市中央総合病院外科勤務
2012年東京慈恵会医科大学柏病院外科、血管外科勤務
2014年東京慈恵会医科大学付属病院外科、血管外科勤務
2015年厚木市立病院外科、血管外科勤務
2017年埼玉循環器呼吸器病センター血管外科勤務
2020年横浜静脈瘤クリニック 院長

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