No. 014

下肢静脈瘤の診察の流れ

No.014 下肢静脈瘤の診察の流れ

まずは現在の足の症状を確認します

下肢静脈瘤は、足の血管内にある逆流防止弁が壊れて血液が逆流することで起こっている病気です。この現在の逆流の状況を知ることが下肢静脈瘤の診断・治療にとって一番大切です。
はじめに問診票にご記入いただきます。現在内服されているお薬の種類によっては、手術に影響する薬もありますのでご注意ください。その後、診察となります。
診察室にお入りいただき、まず現在の服薬状況や過去の病歴、手術歴などをお聞きします。そのあと現在の足の状態を詳しく聞いていきます。ご自分の感じるまま現在の足の症状や経過などをお話し下さい。

次にエコー検査を行います

エコー室にてエコー検査をおこなっていきます。この検査が下肢静脈瘤で一番大切な検査です。詳しく血液の逆流の有無や血管の大きさなどを見ていきます。痛みなどもない簡単な検査です。
検査結果は、その後に診察室にて詳しく説明していきます。下肢静脈瘤の有無や、治療方針などを詳しく説明していきます。

もし下肢静脈瘤と診断されたら?

レーザー手術の適応であった場合は、採血と心電図などの術前検査を受けていただき、後日レーザー手術の方針となります。
レーザー手術当日はお風呂には入れませんが、髪などを洗うことはできますし、歩いたり動いたりも問題ありません。術後に積極的に歩くことで、深部静脈血栓症や肺塞栓症(エコノミークラス症候群ですね。)の予防にもなります。
術後の来院は、手術翌日と1ヶ月後です。

下肢静脈瘤のレーザー手術後は?

術後の安静や運動についてですが、特に問題ないので術後からしっかり動いてください。翌日から仕事やスポーツなどもかまいません。

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監修医師紹介

百川文健医師
横浜静脈瘤クリニック
百川 文健医師
保有資格
日本外科学会 外科専門医日本脈管学会 脈管専門医 / 下肢静脈瘤 血管内焼灼術指導医
経歴
2006年弘前大学医学部医学科卒業
2007年東京慈恵会医科大学付属病院初期研修
2009年東京慈恵会医科大学柏病院外科勤務
2010年厚木市立病院外科勤務
2011年春日部市中央総合病院外科勤務
2012年東京慈恵会医科大学柏病院外科、血管外科勤務
2014年東京慈恵会医科大学付属病院外科、血管外科勤務
2015年厚木市立病院外科、血管外科勤務
2017年埼玉循環器呼吸器病センター血管外科勤務
2020年横浜静脈瘤クリニック 院長