ハンドベイン治療(手や腕の浮き出た血管)

ハンドベインとは

手の血管ハンドベインとは

手の甲の血管、腕の血管が浮き出ていて気になる。人前で手を出すのをためらってしまう。
日々診療を行っていると、このようなお悩みの方がたくさん来院されます。
ハンドベインとは、皮膚表面に血管が浮き出た状態です。それでは、なぜ手の血管が浮き出てくるのでしょうか?
実際にハンドベインの症状が見受けられ、手の浮き出た血管に悩みながらも、ハンドベインというものを知らずに悩み続けている方も数多くいます。
ここでは、ハンドベインの症状とその原因をご説明致します。

ハンドベインの原因

なぜ、手や腕の血管が浮き出てくるのか
人それぞれ、さまざまな要因が影響することで、手や腕の血管が徐々に浮き出て見えるようになってきます。中でも加齢や遺伝、生活環境が大きな影響を与えているとされています。

老化

老化

血管が浮き出てくる原因の一つに加齢が挙げられます。
加齢とともに血管の弾力が落ち、血管自体が縮みにくくなることで拡張され太くなっていきます。また手の甲や腕の皮膚自体の弾力が落ち、皮下脂肪も減少していくため、血管周囲の組織が減ることで相対的に血管が浮き出て見えるようになっていきます。

遺伝

遺伝

血管が浮き出てくることは遺伝的な要素も大きく影響しています。
特に10代などの若い頃から血管が浮き出ている方は遺伝的なものの可能性も高く、また両親の血管が浮き出て目立っている方も将来的に血管が目立つようになる可能性が高いです。

生活

生活

生活環境によっても影響を受けます。
例えば、手や腕の筋肉をよく使う仕事をされていたりスポーツなどを日常的にされている方は、血管内を流れる血流も多くなるため、それに伴って血管も拡がり目立つようになっていきます。

ハンドベイン治療の安全性

その安全性から海外では一般的な治療

ハンドベインの治療は、海外では多くの治療実績があり、安全な治療として認識されています。治療の対象となるのは静脈血管です。実は目に見える血管のほとんどは静脈血管なのです。
静脈血管は、クモの巣のように体中に張り巡らされているので目に見えている血管の一部を塞いだとしても、他の血管を通ることで血流は正常に保たれ、その機能を失うことはありません。

ハンドベイン治療の誕生

私が日々多くの下肢静脈瘤治療をしている中で、足の血管だけでなく手の血管が浮き出ていることを気にされ人前で手を出すのをためらってしまっている方が多いことに気づきました。
手の甲へのヒアルロン酸注入やコラーゲン注入による一時的な改善が見られる治療もありますが、半永久的に効果が出せるわけではありません。
今まで培った多くの静脈瘤治療で得た経験を活かし、足の治療の応用から誕生した今まで行われていなかった安全な治療法を確立しました。

ハンドベインの治療方法

① 体外式レーザー(治療時間:両手で15~30分)
皮膚の上からレーザーを照射して手の血管を収縮させる治療です。
使用するロングパレスNd:YAGはヘモグロビン(血液の赤い色素)に吸収されやすい1064nmの波長をもつため、皮膚に影響を与えることなく(皮膚を素通りし)、皮膚の下の血管にのみ効果を示します。

メリット
  • 処置後の圧迫が必要ないため、負担が少なく安心
デメリット
  • 血管径の細い血管には効果があるが、太い血管には効果が出にくい可能性がある。

② 血管内レーザー(治療時間:両手で30分~1時間)
血管内にレーザーファイバーを挿入し、内側からレーザーを照射し血管を焼いて塞いでしまう治療です。

メリット
  • 下肢静脈瘤での治療実績がある
  • 比較的長く、直線的な静脈に適している
  • 太い血管にも対応可能
デメリット
  • 手の甲など枝分かれや蛇行している血管にはあまり向かない
  • これまで目立っていなかった血管が目立つようになる可能性がある
  • レーザーのエネルギーが強く、周りの組織にダメージを及ぼすことがある(神経障害など)
  • 多量の麻酔液を必要とする為、術後の腫れが数日続く

③ 硬化療法(治療時間:両手で15分)
浮き出ている血管に硬化剤を注射で注入し、血管を塞いで目立たなくさせる治療です。

メリット
  • 細い針を刺して注射するだけなので負担が少なく安心
  • 治療時間が短い(両手で15分)
  • 太い血管にも対応可能
  • 下肢静脈瘤での治療実績がある
デメリット
  • 血管が固まり一時的にしこりになることがある(1ヶ月程度で消滅します)
  • 数時間の圧迫が必要
  • これまで目立っていなかった血管が目立つようになる可能性がある

④ ヒアルロン酸・脂肪注入(治療時間:両手で30分~1時間)
血管そのものに処置をするのではなく、皮下脂肪が減少した血管周りの皮膚にヒアルロン酸や脂肪を注入し、膨らみを持たせ血管を目立たなくさせる方法。

メリット
  • 圧迫の必要がない
  • 効果に即効性がある
デメリット
  • 不自然にふっくらした(腫れた)ように見える
  • 数ヶ月から数年で体内に吸収されてしまう為、維持するには繰り返しの治療が必要

当院でおこなっている治療法

当院では治療する血管の形態や太さを考慮し、その血管に適した治療法を選択しています。
私は足の静脈瘤に対する血管内レーザー手術を毎日行っています。
足に比べ、手の甲は脂肪も少なく神経や筋肉、骨なども近くにあります。そのため血管周囲の大事な組織に火傷を起こしダメージを与えてしまうリスクがどうしてもあります。
また血管内レーザーを行う際は多量の麻酔液が必要となるため処置後に数日間腫れたような状態が続きます。
このような術後の腫れや周囲組織へのリスクなども考慮し、当院では手や腕の血管(ハンドベイン)に対して血管内レーザーは使わず、体外式レーザーと硬化療法を併用した治療法を行なっています。

当院でおこなっている治療法

ハンドベイン治療の流れ

STEP1診察
診察
まずは、医師によりご病気の既往歴など確認させて頂きます。皮膚の状態、治療の範囲などを拝見します。
STEP2検査
検査
ベインビュアーという人体に無害な近赤外線で血管を検知し皮膚表面の血流画像をリアルタイムで撮影出来る画像システムを用いて、血管の走行を確認します。
STEP3体外式レーザー治療/硬化療法
体外式レーザー治療/硬化療法
目標となる血管に対し、体外式レーザーや硬化療法を行います。治療時間は両手で15分程度です。
STEP4アフターケア
日常生活に制限はございません。
帰宅後家事なども可能です。
当日から手や腕も含め入浴可能です。

よくある質問

両手の治療は一回で終わりますか?

治療は両手同時に行なっていきます。治療する血管の本数によって複数回になる場合がございます。治療が複数回になっても追加料金などはかかりません。

ダウンタイムはありますか?

まれに皮下出血(内出血)やシコリが生じる場合があります。

  • 皮下出血:10人に1人くらいの割合で皮下出血を起こすことがあります。数日で消失していきます。
  • シコリ:血管が固まり一時的にシコリのように固くなることがあります。時間と共に消失していきます。

ハンドベイン治療の症例写真

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ハンドベイン治療の料金案内

人によって血管の本数や処置する回数も違います。また今まで目立っていなかった血管が新たに目立ってくる可能性もあります。
当院では分かりやすく、またしっかりと結果に満足していただくために、追加治療に対しては料金がかからないようにしています。

ハンドベイン治療

両手の甲

モニター価格

298,000

※処置が複数回の場合でも追加料金なし

手の血管(1本につき)

モニター価格

100,000

腕の血管(1本につき)

モニター価格

150,000

ハンドベインについて

ハンドベインの基礎知識

ハンドベインの治療方法

監修医師紹介

経歴
2005年広島大学医学部卒
独立行政法人国立病院機構 呉医療センター
2008年りんくう総合医療センター市立泉佐野病院 心臓血管外科
2010年大阪大学医学部付属病院 心臓血管外科
2011年Helsinki University Hospital Cardiac surgery 研究員
2012年新宿血管外科クリニック
2013年湘南メディカルクリニック大阪院 院長
2015年・11th International Master Course in Phlebology 修了
・ELUM(エルベスレーザーユーザーズミーティング)2015講演
2016年湘南メディカルクリニック横浜院院長 兼 横浜院大阪院統括医師
ELUM2016講演
2017年横浜静脈瘤クリニック に名称変更
横浜静脈瘤クリニック 院長

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