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下肢静脈瘤に関する情報コラム

No.007下肢静脈瘤は何科に行けばいいの?

下肢静脈瘤の治療は専門のクリニックに行くことがおすすめ

下肢静脈瘤という病気は、病気という認識が薄く、放置されやすい病気です。しかし、他にも放置されやすい理由の一つに、下肢静脈瘤を何科で治療すればいいのか分からないということが挙げられます。
今回は、下肢静脈瘤を何科で受ければ良いのかとお伝えしていきたいと思います。

下肢静脈瘤は血管外科で治療?

従来、下肢静脈瘤の治療はストリッピング手術という血管を抜き取る、基本的な手術が主体でした。この頃は血管外科でなくても、一般消化器外科や形成外科、皮膚科などでもこの手術は施行されていました。そもそもこの下肢静脈瘤のストリッピング手術は、外科医が1年目にする初歩的な手術の一つで、「アッペ、ヘルニア、ヘモ、バリックス」という外科医が必ず通る基本的な手術の一つでした。
(解説すると、アッペは虫垂切除、いわゆる盲腸の手術ですね。ヘルニアはそけいヘルニアの手術で、いわゆる脱腸の手術です。ヘモは痔の手術で、バリックスというのが下肢静脈瘤の手術です。)
しかし、下肢静脈瘤治療はレーザーの登場により一変しました。2012年に保険適応になる際、下肢静脈瘤レーザー治療には、「実施医」という制度が設けられ、これには血管外科医以外に形成外科医や放射線科医、皮膚科医なども含まれています。あるいは循環器科医でカテーテル操作が得意な医師でこの治療をしているドクターもいます。こうなると何科に行けばいいのか?というのはわからなくなってきてしまいます。

 

専門クリニックも注意が必要です

おすすめは近年、下肢静脈瘤を専門に行っているクリニックに行くことです。そこは下肢静脈瘤を専門にやっているので、HPを見れば一目瞭然わかると思います。ただ、悪徳業者的なクリニックが存在するのも事実です。
下肢静脈瘤は静脈の弁が壊れて、血液が逆流することで生じる病気で、レーザーはこの逆流がある壊れた主要血管を、血管内からレーザー照射し逆流を止め、循環を正常化する器械です。レーザー治療が血管内焼灼術とも言われるのもそのためです。しかし、逆流がないのにレーザー治療を勧められたケースをよく見ます。特に高額な自費診療のレーザーを未だに勧めてくるクリニックにそのケースが多いようです。

 こういった被害にあわない為には複数のクリニックを受診され、セカンドオピニオンを受け、ご自身でよく考えられ決断されることをお勧めします。つまり、何科に行くとかではなく、どの専門クリニックに行くかどうかが重要です。その際のチェックポイントは以下です。

クリニックを選ぶポイント

1.逆流についての詳しい説明があったか
(逆流がないのにレーザーを勧める場合、ここをぼかす場合が多い。)
2.保険適応の最新レーザー、「エルベス1470」があるか
3.HPにレーザー症例数が載っているか
4.下肢静脈瘤の学会発表をしている血管外科医が常勤しているか
5.自費診療のレーザーを勧めず、きちんとすべて保険診療で行っているか

これらの項目がそろっているクリニックは安心だと思います。下肢静脈瘤レーザー治療は再発のない手術で、一生に一回だけの手術です。よく考えて、納得し決断されることをお勧めします。

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